東京都世田谷区
東京都世田谷区で暮らす
東京都世田谷区の住みやすさをまとめました
目次
東京都世田谷区はどんなところ?
落ち着いた雰囲気で高級住宅街として人気の街『世田谷区』
世田谷区は東京都の南西部の位置にあり、面積は約58.05平方kmで、23区内では大田区に次ぐ広さです。
北側は杉並区と三鷹市、東側は渋谷区と目黒区、南側は大田区、西側は狛江市と調布市が隣接しています。
人口は約91.5万人、世帯数は約49.1万世帯です。(2023年2月時点)
世田谷区は、多様な文化や産業が共存する、活気ある都市として知られています。
世田谷区の特徴は、東京都心からやや離れた住宅地が多く自然にも恵まれた地域という点です。また、都内でも有名な高級住宅街の一つである成城や、若者に人気の街として知られる三軒茶屋や下北沢など様々なエリアがあります。
多摩川や二子玉川などの河川が流れ、自然に恵まれた地域として知られ、自然散策やサイクリング、ピクニックなどを楽しむことができます。
商店街が多い地域としても知られ、成城や二子玉川などはいくつかの商店街があり、飲食店や雑貨店、ファッション店などが多数点在しています。地元の食材を使った料理や、オシャレなカフェなどもあります。
文化施設も充実しており、世田谷美術館や食と農の博物館など多くの美術館や博物館があります。
さらに、教育施設が多い事でも有名です。駒沢大学や日本大学などの有名な大学が数多くあり、小・中・高校と私立の学校も多く、教育環境が整った地域と言えます。
区内には観光スポットがいくつかあります。
二子玉川ライズは、高級ブランド店やレストラン、映画館などが入る複合施設として人気があります。
駒沢オリンピック公園は、1964年の東京オリンピック開催地となった場所で、広大な敷地内に自然豊かな遊歩道やスポーツ施設などがあります。
豪徳寺は、小田急線の駅名にもなっている歴史ある寺院で、招き猫発祥の地とも呼ばれ、桜田門外の変で暗殺された幕末の大名、井伊直弼の墓があることでも有名な寺院です。
このように、世田谷区には自然豊かな公園や、歴史ある寺社仏閣、高級なショッピングモールや、昔ながらの商店街もあり、新旧の文化を楽しめる多彩なスポットがある町です。
東京都世田谷区のPR動画
世田谷区の魅力再発見!
世田谷区内文化財観光まち歩き動画
東京都世田谷区の交通事情はどう?
電車も多く、神奈川方面から都心方面までのアクセスが便利な街『大田区』
世田谷区内を通る路線は7路線で、駅は39駅です。
三軒茶屋駅 | 東急田園都市線・東急世田谷線 |
二子玉川駅 | 東急大井町線・東急田園都市線 |
成城学園前駅 | 小田急小田原線 |
明大前駅 | 京王線・京王井の頭線 |
下北沢駅 | 京王井の頭線・小田急小田急線 |
桜新町駅 | 東急田園都市線 |
下高井戸駅 | 京王線・東急世田谷線 |
豪徳寺駅 | 小田急小田原線 |
奥沢駅 | 東急目黒線 |
祖師ケ谷大蔵駅 | 小田急小田原線 |
経堂駅 | 小田急小田原線 |
駒沢大学駅 | 東急田園都市線 |
梅ケ丘駅 | 小田急小田原線 |
世田谷駅 | 東急世田谷線 |
池尻大橋駅 | 東急田園都市線 |
上野毛駅 | 東急大井町線 |
用賀駅 | 東急田園都市線 |
千歳烏山駅 | 京王線 |
代田橋駅 | 京王線 |
千歳船橋駅 | 小田急小田原線 |
九品仏駅 | 東急大井町線 |
桜上水駅 | 京王線 |
尾山台駅 | 東急世田谷線 |
西太子堂駅 | 東急世田谷線 |
上町駅 | 東急世田谷線 |
松原駅 | 東急世田谷線 |
松陰神社前駅 | 東急世田谷線 |
山下駅 | 東急世田谷線 |
若林駅 | 東急世田谷線 |
芦花公園駅 | 京王線 |
等々力駅 | 東急大井町線 |
新代田駅 | 京王井の頭線 |
宮の坂駅 | 東急世田谷線 |
上北沢駅 | 京王線 |
世田谷代田駅 | 小田急小田原線 |
池ノ上駅 | 京王井の頭線 |
東北沢駅 | 小田急小田原線 |
東松原駅 | 京王井の頭線 |
喜多見駅 | 小田急小田原線 |
世田谷区は、多くの鉄道路線が通っていることから、交通事情は比較的良好です。
また、自転車道整備が進んでおり、自転車での移動もしやすい環境が整備されています。ただし、市街地の狭い道路や人口密集地帯も多いため、交通ルールを守り、注意して移動することが求められます。
区内の路面バスは、東急バス、京王バス、小田急バス、都営バスが運行しています。
区内からアクセスできる高速道路は3線あります。出入口は5ヶ所です。
首都高速3号渋谷線 | 池尻出入口・三軒茶屋出入口・用賀出入口 |
東名高速道路 | 東京出入口 |
第三京浜道路多摩川出入口 | 多摩川出入口 |
区内を走る国道は、東京都中央区から神奈川県、山梨県を経由して、長野県塩尻市に至る国道20号や、東京都千代田区から神奈川県県央地域を経由して、静岡県沼津市に国道246号、東京都世田谷区から神奈川県横浜市神奈川区に至る国道466号があります。
多くの鉄道路線が通っており、都心部へのアクセスが良く交通の利便性が高いと言えます。
一部の道路が狭く交通量が多いため、車での移動が不便な場合があります。また、駐車場の確保も難しいため、車での移動を考える場合は、事前に調べておくことが必要です。バス路線は多数ありますが本数が少ない傾向にあり不便に感じる場合があります。
東京都世田谷区の家賃・住宅・土地相場はどう?
都心に近く人気の閑静住宅街『世田谷区』
不動産情報サイトの情報によると、区内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1Kで10万円程度、2DKで15.5万円程度です。
土地の平均坪単価は約244万円/坪程度となっています。
新築マンションの平均価格は7,609万円、平均面積は65.24㎡、平均坪単価は385.6万円/坪です。(2018年~2022年時点)
世田谷区は、東京都心部からやや離れた閑静な住宅街が広がっており、自然豊かで落ち着いた環境が魅力的なエリアです。
住宅事情については、世田谷区内にはマンションや一戸建て住宅などの様々なタイプの物件があります。また、多くの住宅が築年数が古いため、リノベーションを施した物件も多く、それぞれ個性的で魅力的な物件が多いです。
ただし、都心部に近いため、需要が高く家賃や物件価格が比較的高めの傾向があります。また、交通アクセスがよいエリアや閑静な住宅街、緑豊かなエリアなど、立地によっても価格が大きく異なるため、物件を探す際は希望する立地条件や予算に応じて慎重に検討する必要があります。
世田谷区は子育てにも適したエリアとしても知られており、保育園や幼稚園、小学校や中学校など、教育環境にも恵まれています。人気エリアのため、住宅価格や賃貸料が高めであるという点が挙げられます。しかし、子育てに適した環境を求める人々が多いことから、質の高い住宅や生活環境を提供する不動産事業者が多数存在し、選択肢が多いことも特徴の一つです。
東京都心からアクセスが良く、都内各所に出やすい場所に位置しています。自然に恵まれた環境で公園などが豊富で、落ち着いた生活環境を求める人には特に魅力的なエリアです。
都心に近いことから需要が高く、家賃や物件価格が比較的高めの傾向があります。一部エリアが急斜面のため、移動に不便を感じる場合があります。
東京都世田谷区の子育て・教育はどう?
子育て世代も多く子育て環境が整備された街『世田谷区』
世田谷区内には、保育園が122園、幼稚園が66園、小学校が71校、中学校が51校、高校が39校、短大・大学が29校、専門学校が10校あります。
『子ども等医療費助成制度』は、通院・入院ともに18歳以下(18歳到達後の3月31日)までの子どもを対象としており、全額補助の対象としています。(一部対象外あり)
児童手当として、3歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。(一部所得制限あり)
世田谷区独自の子育て支援も充実しています。
『世田谷版ネウボラ』は「子どもを生み育てやすいまち」をめざし、妊娠から就学前までの子育て世帯を切れ目なく支援する制度です。妊娠期から専門の職員が面談をし出産・子育てに関する相談を受付ます。妊娠中に面接を受けた方には、せたがや子育て利用券(1万円分)のプレゼントもあります。
『ワークスペースひろば型』では、こどもを一時預かる施設とワークスペースが一帯となった施設です。
子育てしながら働く親のために、仕事をしている近くで子どもを預かってくれる嬉しい制度です。区内に5ヶ所あり、生後4か月から3歳(未就園児)までのお子さんを対象に低料金で利用できます。(ワークスペース1日500円・子どもの預かり料金2時間1,500円 その他初期費用あり)
世田谷区は、東京都内でも住みやすいエリアの一つで、子育てに適した環境が整っています。
公立の保育園や幼稚園が比較的多く、利用しやすい環境があります。また、私立の保育園や幼稚園も多数存在しており、幅広い選択肢があります。
さらに、子育て支援センターや子育てサロンなど、子育てに関する相談やイベントが豊富にあり、子育てに不安を感じる親御さんも安心して生活できる環境が整っています。
また、公園や自然が豊かなエリアも多く、子どもたちが自然と触れ合い、健やかに成長することができます。
学校教育も充実しており、教育熱心な家庭が多く、子どもたちが学びたいという気持ちを引き出す環境が整っています。
公立学校や私立学校を問わず、質の高い教育機関が多数あります。小学校・中学校・高等学校などの公立学校が多数存在しており、授業内容や教育環境が充実していることが特徴です。また、小学校では必修外国語教育を導入する学校が多いのも特徴の一つです。
また、幼稚園・小学校・中学校・高等学校などの私立学校も多数あります。質の高い教育環境を提供する学校が多く、教育水準の高さが評価されています。
優秀な大学も多数あるエリアで教育環境が整っていることから、大学進学を目指す生徒も多く、学習塾や予備校など受験対策の学習支援も充実しています。
幅広い教育施設が整っており、子育てや教育環境に恵まれた地域です。また多くの公立や有名私立学校など教育機関が充実しています。
物価が高く、家賃や教育費などの生活費が高額になる場合があります。また一部の学校は進学競争が激しく、入学難易度が高い可能性があります。
東京都世田谷区のお買い物はどう?
オシャレなショップからスーパーマーケットまで幅広いお店が揃う街『世田谷区』
世田谷区は、商業施設や小売店、スーパーマーケットなど、様々なお店が立ち並ぶエリアであり、お買い物する場所として人気があります。
区内には多数の商業施設があり、一般的な複合施設から個性的でおしゃれな店舗など様々なタイプの施設があります。
代表的な商業施設には、二子玉川ライズ、玉川高島屋S.Cなどがあります。
また東急世田谷駅直結の複合ビル「キャロットタワー」は、スーパーや生活雑貨などが揃う商業施設とオフィスなどが入り、レンガ調の外壁がおしゃれで目立つため街のシンボル的建造物となっています。
区内には約127店舗のスーパーマーケットがあります。
オオゼキやマルエツ、イトーヨーカドー、ピーコックストアなどが比較的多く見られます。地元に密着した小規模なスーパーマーケットも多数あり、地域の方々に愛されています。
また様々な小売店もあり、日用品から特産品まで様々な商品が取り扱われています。代表的な小売店には、ドン・キホーテ、ダイソー、ココカラファインなどがあります。
商業施設が充実しており、複数の大型ショッピングモールや商店街があります。
一部の地域には商業施設が少なく、買い物に不便な地域もあります。人気の商業施設は、休日などには混雑が予想され駐車場の混雑や待ち時間などに注意する必要があります。
東京都世田谷区の仕事・求人はどう?
商業施設や文化施設など多様な業種があつまる街『世田谷区』
区の平均年収は572万円です。
世田谷区の主要産業は、商業・サービス業です。世田谷区は東京都内でも住みやすいエリアのひとつであり、交通の便が良く、住宅地としても人気が高いため、多くの商業施設やサービス業が進出しています。
また、世田谷区は文化施設や美術館、博物館などが多く、文化や芸術分野においても活発な活動が行われています。一方で、農業や工業などの生産産業は少なく、都心部に位置するため、土地の面積が限られていることや、都市化が進んでいることなどが影響しています。
多くの商業施設やサービス業が進出していることから、アルバイトやパートタイムの求人も多く、時給の相場も高めの傾向にあります。ただし、業種や職種によっても異なるため、一概に言える数字ではありません。
交通アクセスが良いため、他のエリアと比べて求人数が多い傾向にあります。高学歴、スキルを持った人材を求める求人が多く、高収入の求人も比較的多いです。小規模なベンチャー企業が多く、自由な社風で働きやすい場合もあります。
高学歴、スキルを持った人材を求める求人が多いため、未経験や低学歴の人材にとっては求人数が限られる傾向があります。求人数が多いため、応募者が多く競争率が高い傾向があります。
東京都世田谷区の独自の助成・補助金制度
東京都世田谷区の独自の住宅助成・住宅補助金制度
木造住宅の耐震化事業 世田谷区エコ住宅補助金 緑化助成 雨水浸透施設の設置に関する助成制度 高齢者向け住宅改修の助成・相談 居宅介護(介護予防)住宅改修費の支給 |
東京都世田谷区独自の子育て支援制度
出産・子育て応援事業 せたがや子育て利用券 |
東京都世田谷区の独自の進学及び学費助成・補助金制度
就学援助 就学奨励費(特別支援学級) ICT環境整備補助 |