東京都中野区

東京都中野区で暮らす

東京都中野区の住みやすさをまとめました

東京都中野区はどんなところ？

若者に人気のサブカルチャーが集まる街『中野区』

東京23区の西部にあり、面積は約15.59平方kmです。
北側は練馬区、東側は新宿区と豊島区、南側は渋谷区、西側は杉並区と隣接しています。
人口は約33.3万人、世帯数は約20.9万世帯です。（2023年2月時点）

中野区の人口構成は20代、30代で人口の約34％を占め若者の比率が多い街となっています。これは都心である新宿区や千代田区、港区に比較的近い場所にありながら、家賃相場が低い事から通勤通学に便利なエリアとなっている事が挙げられます。 中野区は武蔵野台地の中央部に位置し大半を台地に占められた地形となっています。
区の歴史は江戸時代より水田が少なく畑作の広がる地域で、幕末には味噌や醤油の醸造など食品加工業が栄えていました。 5代将軍徳川綱吉の「生類憐みの令」が出された際に、江戸の野犬を収容するための囲いが作られた地域としても有名です。お囲いと呼ばれる犬小屋が、現在の中野駅周辺にあたる場所に造られ徐々に拡大していき、最終的には約30万坪の敷地に無数の犬が飼育されていたと言われています。

明治以降は鉄道などの発展に伴って人口が増加し、1923年の関東大震災以降に宅地化が進んでいきました。 中野区は1932年に誕生しました。区名の由来は、はっきりしていませんが武蔵野台地の真ん中に位置する区からきたとされる説が濃厚です。
近年では、都心に隣接した便利なエリアとして都内でも屈指のベッドタウンとなっています。
区の中心となるのは「中野駅周辺」で、丸井の本社である『丸井中野店』や全長200mに及ぶ『中野サンモール商店街』など、商業施設や商店街が揃う繁華街として賑わっています。
また、サブカルチャーの発信地『中野ブロードウェイ』がある事でも有名で、日本のポップカルチャーであるアニメやマンガグッズなど、専門店がところ狭しと集結する商業施設で、海外の観光客からも熱い注目を集めるホットスポットです。

東京都中野区のPR動画

【中野区シティプロモーション動画】中野の人って どんな人?

中野区外国人観光客向けＰＲ動画

東京都中野区の交通事情はどう？

都心に近く地下鉄やバスもあり交通便利な街『中野区』

中野区内を通る路線は7路線で、駅は12駅です。

区内の路線バスは、関東バス、京王バス、都営バス、国際興業バス、西武バスが運行しています。
区内からアクセスできる高速道路は、首都高速中央環状線で出入口は中野長者橋ICが利用できます。
中野区は23区内で唯一国道が通っていません。
中野区には、複数の鉄道路線が通っており、都内の様々な場所へのアクセスが便利です。
またバス路線も充実しており、複数の高速バスが発着するバスターミナルもあるため、長距離の移動にも便利です。
また、中野駅周辺には、多くの高速バスが発着する高速バスターミナルもあり、長距離の移動にも便利です。
車移動に関しては、都内の中心部に位置しているため、渋滞が発生することが多く時間帯によっては不便な場合があります。

東京都中野区の家賃・住宅・土地相場はどう？

比較的お値頃の家賃が魅力的な住みやすい街『中野区』

不動産情報サイトの情報によると、区内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1Kで9.8万円程度、2DKで14.8万円程度です。
土地の平均坪単価は約315万円／坪程度となっています。
新築マンションの平均価格は6,546万円、平均面積は56.02㎡、平均坪単価は386.3万円／坪です。（2018年～2022年時点）

中野区の家賃相場は、都心部に位置するため全国的に見れば高めですが、新宿などの都心へのアクセスが良い割には、家賃相場が低いため、単身者などに人気のエリアとなっています。20代、30代の単身者向けの物件が多く、ファミリータイプは少ない傾向にあるようです。
中野区は都心部に位置するため、駐車場の確保が難しい地域として知られています。賃貸物件には、駐車場が付帯している場合もありますが、空きが少ないことが多いため、事前に確認することが重要です。

東京都中野区の子育て・教育はどう？

若い世代も住みやすい子育て支援の手厚い街『中野区』

中野区内には、保育園が49園、幼稚園が24園、小学校が24校、中学校が16校、高校が12校、短大・大学が7校、専門学校が20校あります。
『子ども医療費助成制度（マル乳・マル子）・高校生等医療費助成制度（マル青医療証）』は、通院・入院ともに18歳以下（18歳到達後の3月31日）までの子どもを対象としており、全額補助の対象としています。（一部対象外あり）
児童手当として、３歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。（一部所得制限あり）

中野区独自の支援も充実しています。
中野区では安心して子育てができるよう妊娠から出産、子育てに至るまで切れ目なく応援するため様々な支援をしています。
妊娠期の支援として、『かんがるー面接・かんがるープラン』があります。妊娠中期から後期の方を対象に保健師が子育ての相談にのってくれたり、不安を解消するため支援プランを作成してくれたりする制度です。また、妊娠・子育て応援ギフト券のプレゼントもあります。
「マタニティケアクラス」は妊娠28週から36週の方を対象に、助産師が妊娠中の健康管理や母乳相談を丁寧にレクチャーしてくれます。
赤ちゃんが産まれた後の支援として「こんにちは赤ちゃん訪問」があります。生後4か月以内の乳児家庭を対象に、保健師や訪問指導員が訪問し、赤ちゃんの発育や健康状態を確認してくれたり、ママの健康や子育ての相談ができたりする支援です。
また、1歳未満の家庭を対象に「産後家事・育児支援」も実施しています。
1歳を迎えるお子様には「ファーストバースデーサポート事業」として、育児パッケージのプレゼントがもらえ、また育児に関する相談もできる制度です。プレゼントの内容はカタログギフト1万円分などで、子育て用品が購入できる内容となっています。

中野区は保育施設が充実しており、子育て支援施設や子育て相談室なども整備されており、子育てに必要な情報やサービスが充実している区です。
子育て支援イベントも定期的に実施されており、親子で参加できるものから子どもだけで参加できるものまで、幅広いイベントが開催されています。
保護者向けの講座やイベントも充実しており、子育ての悩みや不安を相談できる場や子育てに関する情報を提供する場が多数あります。
小中学校は学校の質が高いところが多く、学童保育や放課後等デイサービスなど子どもたちが安心して過ごせる環境が整っています。
中野区では、公立の小中学校に通うことができますが、学校選択制度があります。希望する学校への転校も可能なため、子どもたちに合った教育環境を選ぶことができます。

東京都中野区のお買い物

スーパーマーケットや特殊なお店も多いショッピングが楽しめる街『中野区』

中野区は東京都内にあり、都心部に近く住宅街や商店街が多いエリアです。
区内には多くの商店街があり、日常的な買い物に必要な食料品店や雑貨店、衣料品店などが揃っています。代表的な商店街としては、中野駅周辺の商店街中野サンモールです。
また、中野ブロードウェイという大型商業施設が、アニメやマンガ、古着やアンティークなどの専門店が集まる施設で、多くの若者に人気があります。
区内には「まいばすけっと」や「マルエツ」を中心に約50店舗のスーパーがあります。

東京都中野区の仕事・求人はどう？

アニメやマンガなど特殊な職業が見つかる街『中野区』

区の平均年収は432万円です。
中野区には、商店街や飲食店が多く存在しており、中でも駅周辺には多くの飲食店が集積しているため、飲食業が中心の商業地域として知られています。
また、商店街や大型商業施設が多数あり、小売業の求人も比較的多いです。
コンサートやイベントなどの文化施設も比較的多く、運営を行うサービス業なども存在します。また、ホテルやマッサージ店、美容室などのサービス業者も多く存在しています。
近年では、マンガやアニメーションの制作会社が多く進出しているエリアとしても有名です。

東京都中野区の独自の助成・補助金制度

東京都中野区の独自の住宅助成・住宅補助金制度

東京都中野区独自の子育て支援制度

東京都中野区の独自の進学及び学費助成・補助金制度