東京都奥多摩町
東京都奥多摩町で暮らす
東京都奥多摩町の住みやすさをまとめました
目次
東京都奥多摩町はどんなところ?
自然が豊かで山岳地帯が広がる街『奥多摩町』
東京都の北西部にあり、面積は約225.53平方kmです。
東京都内の市区町村の中で最も面積の広い自治体となっています。
北側は埼玉県秩父市・飯能市と、東側は青梅市・あきる野市と、南側は檜原村と、西側は山梨県上野原市・小菅村・丹波山村と隣接しています。
人口は約4千人、世帯数は約2千世帯です。(2023年8月時点)
奥多摩町は、全域が秩父多摩甲斐国立公園の指定地域に含まれており、山林や湖など自然豊かで古くから東京の奥座敷として親しまれている地域です。
1955年に古里村、氷川町、小河内村の三町村が合併して「奥多摩町」が誕生しました。
町名の由来は、多摩川の上流、奥多摩渓谷からつけられたものです。
町の大部分は山林であり、南部には人造湖・奥多摩湖があり、その下流に集落が広がる地形となっています。
標高が高い地域のため、年間の平均気温は約12℃と都心に比べかなり低く、冬は積雪や道路の凍結なども頻繁にあり真冬日となる日も珍しくありません。
その分夏場は涼しく、8月でも最高気温が30℃を下回る日が多い地域という特徴があります。
近年では、若年者向けの移住支援や子育て支援などにも力を入れており、総人口の約1割が移住者の割合を占めており、田舎暮らしに憧れる若者から人気を集める街となっています。
自然を活かした観光スポットが豊富な地域としても知られています。
ダム湖百選にも選ばれている「小河内ダム」は、奥多摩湖の北東部、標高530mの位置にあり、三多摩の水源の要とされてる巨大ダムです。
「小河内ダム展望塔」の3Fからは、ダム湖を一望できる圧巻の景観を望む事ができます。また、展望塔の2階には、ダムのジオラマや小河内ダムの歴史を紹介したパネルなどが展示されており、全て無料で利用できる施設となっています。
隣接する「奥多摩水と緑のふれあい館」では、奥多摩湖を見渡しながら郷土料理が楽しめる「パノラマレストラン カタクリの花」や、奥多摩の自然を迫力ある立体映像で楽しめる「奥多摩3Dシアター」、地域の歴史や文化の展示コーナーなどを見て回る事ができます。
日原鍾乳洞は、関東で最大級の規模を誇り、東京都の天然記念物に指定されている鍾乳洞です。洞内年間を通じて11℃と真夏でも涼しく、自然が造りだす鍾乳石の美しさに加え、幻想的なライトアップなども加わり非日常が味わえる自然の博物館として人気です。
東京都奥多摩町のPR動画
奥多摩観光協会
東京都奥多摩町の交通事情はどう?
都心から遠く、車が主要な交通手段の街『奥多摩町』
奥多摩町内の路線数は1路線、駅数は5駅です。
奥多摩駅から東京駅までは約110分、新宿駅までは約96分です。
多摩川と沿うように走る青梅線に5駅が並び、青梅線の終点駅である奥多摩駅は、日帰りでいける観光スポットとして紅葉シーズンなどは多くの方が訪れます。
奥多摩駅 | JR青梅線 |
鳩ノ巣駅 | JR青梅線 |
古里駅 | JR青梅線 |
川井駅 | JR青梅線 |
白丸駅 | JR青梅線 |
奥多摩町内で利用できる路線バスは、西東京バスが運行しています。
奥多摩町内を通る道路は、静岡県富士市から山梨県郡内地方を経由して、東京都西多摩郡奥多摩町に至る国道139号や、東京都八王子市から西多摩郡奥多摩町を経由して、山梨県甲府市に至る国道411号が利用できます。
東京都奥多摩町の家賃・住宅・土地相場はどう?
自然に豊かな静かな環境の街『奥多摩町』
不動産情報サイトの情報によると、市内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1DKで6.3万円程度、2DKで6.5万円程度です。
土地の平均坪単価は約9万円/坪程度となっています。
東京都奥多摩町の子育て・教育はどう?
自然環境の中でじっくり子育てができる街『奥多摩町』
奥多摩町内には、保育園が2園、小学校が2校、中学校が1校あります。
高校や大学はありません。
小児医療費助成は、通院・入院ともに18歳以下(18歳到達後の3月31日)までの子どもを対象としており、全額補助の対象としています。(一部対象外あり)
児童手当として、3歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。(一部所得制限あり)
奥多摩町では「安心して子どもを生み育てられるまち」をスローガンに手厚い子育て支援を実施しています。
乳幼児期の支援として、保育園入園時にかかる費用の一部を助成する制度や、保育料や医療費の全額を助成する制度を実施しています。
小・中学生向けの支援として、入学時にかかる費用の一部を助成する制度や、給食費や通学費の全額を助成する制度を実施しています。
高校生向けの支援として、通学費用の一部助成や、通学にかかる費用の全額を助成しています。
また、こどもを対象としたインフルエンザの予防接種費用の一部を助成する制度や、地域で人気の温泉施設「もえぎの湯」で利用できる優待券を進呈しています。
「子ども家庭支援センターきこりん」では、親子で参加できる講座やイベントの開催や遊び場の提供、また子どもの発達相談などもする事ができ、子育て全般のサポートをしてくれる施設です。
子育て支援制度が充実しています。また自然豊かな環境で子育てする事ができます。
教育機関や習い事などの施設が少なく選択肢が限られます。
東京都奥多摩町のお買い物はどう?
都心に比べて商業施設が少なく、ショッピング施設が限られた街『奥多摩町』
奥多摩町内には大型のショッピング施設はありませんが、奥多摩町駅周辺には、小型のスーパーや個人商店・コンビニなどが数軒あります。
車が利用できれば近隣の都市まで30分程度で行くことができます。
買い出しをする際には、車を利用してまとめて購入すれば、そこまで不便を感じる事はないようです。
奥多摩町駅周辺は個人商店がありある程度はお買い物できます。
一か所で何でも揃うような店舗まで行くには車必須です。
東京都奥多摩町の仕事・求人はどう?
求人情報は限られており、都心部への通勤が必要な街『奥多摩町』
奥多摩町の平均年収は294万円です。
観光客向けの飲食店やアウトドア関連が多く、都心では見られない仕事がありそうです。
ゆったりとした時間の流れの中で、私生活を充実させた働き方を求める人にはおすすめのエリアです。
東京都奥多摩町の独自の助成・補助金制度
東京都奥多摩町の独自の移住助成・移住補助金制度
奥多摩町移住・定住応援補助金 奥多摩町定住促進サポート事業支援金 |
東京都奥多摩町の独自の住宅助成・住宅補助金制度
移住・定住応援補助金 若者定住応援住宅・いなか暮らし支援住宅 町営子育て応援住宅 |
東京都奥多摩町独自の子育て支援制度
子ども・子育て支援推進事業 子育て支援 |
東京都奥多摩町の独自の進学及び学費助成・補助金制度
就学援助 入園・入学・進学支援事業/中学生制服等支援事業 遠距離通学費補助制度 |