東京都三宅村
東京都三宅村で暮らす
東京都三宅村の住みやすさをまとめました
目次
東京都三宅村はどんなところ?
島の周囲に生活圏が集まる火山島でレジャーが豊富で人気の街『三宅村』
三宅島は伊豆七島のひとつで、東京から南へ約180kmの位置にあり、面積は約55.26平方kmです。
人口は約2,279人、世帯数は約1,493世帯です。(2023年9月時点)
縄文時代より人が住んでいたと言われており、江戸時代は流刑地としてたくさんの罪人が三宅島に送られたとされています。
明治11年に静岡県から現在の東京都に編入されました。
温暖多雨の海洋性気候で、年間平均気温は17.7℃、夏は涼しく冬は比較的暖かく過ごしやすい日が多い地域です。夏から秋にかけては台風、冬は雨が多く、島全体が風の強い気候となっています。
島内は富士火山帯に含まれる活火山で、約20年~60年周期で噴火を繰り返しています。
2000年に発生した島の最高峰である雄山の噴火はまだ記憶に新しく、当時は全島民が避難を余儀なくされた事でも知られています。
度重なる噴火でできた雄大な火山島の景観は、島独自の荒々しい姿を残しており、海とのコントラストがとても美しく、観光スポットとしても人気です。
雄大な自然に囲まれた三宅島は、ダイビングや釣り、海水浴などのマリンスポーツとして人気があるほか、トレッキングやバードウォッチ、サイクリングなどあらゆるアクティビティが楽しめます。
お隣の島「御蔵島」まで移動してイルカと泳ぐ事のできる「ドルフィンスイミング」は、遭遇できる確率がほぼ100%という世界的にもトップクラスのエリアで、近年観光客から注目を集めるアクティビティです。
三宅村には古くからのお祭りや行事も多数あります。
毎年1月2日開催される「船祝い」は、船霊様に1年の豊漁と安全を祈願するお祭りで、漁業関係者がお神酒を酌み交わし、港に集まった人々にみかんなどが撒かれる賑やかなお祭りです。
7月の第3日曜日に開催される「牛頭天王祭」は、江戸時代から続く歴史あるお祭りで、島内の「神着地区御笏神社」で、神輿と太鼓、木遣り(榊持ち)が三位一体となって地区内を練り歩く迫力ある行事です。
東京都三宅村のPR動画
三宅島PRムービー
三宅島~Plan Your Escape~非日常の世界へ
東京都三宅村の交通事情はどう?
本土へは船便と飛行機、島内は車やバスが主な交通手段の街『三宅村』
本土との交通手段には、船と飛行機があります。
船の場合は、竹芝港(東京都)から三宅港まで大型客船で6時間30分でアクセスできます。
飛行機の場合は、調布飛行場(東京都)から三宅島空港まで45分でアクセスできます。
また、近隣の島までヘリコプターでアクセスすることもでき、御蔵島まで約10分、大島まで約20分です。
三宅島は、雄山を中心に都道212号線がぐるりと一周道路として走っており、その道沿いに街並みが佇んでいます。
その都道212号線のほかに都道213号線・214号線が主な生活道路や観光道路として利用されています。
島内で利用できる路線バスは『三宅村営バス』が運行しています。
渋滞がないため車での混雑などのストレスはありません。バスも走っているため村内の移動にも便利です。
本土までフェリーや飛行機を利用する必要があります。
東京都三宅村の家賃・住宅・土地相場はどう?
山を中心とした島周囲に住宅街が広がる街『三宅村』
土地の平均坪単価は約3万円/坪程度となっています。
物件は存在しますが大手の不動産サイトに情報が出ることは少なく、賃貸や土地などを探す場合は、村営の『公営住宅』や、三宅村が紹介している不動産会社『七島不動産』で探すことになります。
三宅村では賃貸アパートや戸建て賃貸、土地や中古物件の売買など多様な物件を見つけることができます。
築古物件が多いため、中古物件の場合はリフォームの必要性が出てきます。
東京都三宅村の子育て・教育はどう?
保育園から高校まであり、独自の子育て支援が魅力な街『三宅村』
三宅村内には、保育園が1園、小学校が1校、中学校が1校、高校が1校あります。
『医療費助成』は、通院・入院ともに18歳以下(18歳到達後の3月31日)までの子どもを対象としており、全額補助の対象としています。(一部対象外あり)
児童手当として、3歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。(一部所得制限あり)
三宅村独自の支援制度も充実しています。
出産から子育てまで切れ目なく支援するため「子育て応援手当」を支給する制度があります。支給のタイミングは、出産した時、小学校、中学校、高校へ入学した時と継続的に行われ、子育て世帯にとっては心強い支援制度となっています。
また、島外で出産する妊婦に対して、交通費や宿泊費などの費用を一部助成する制度もあります。
「赤ちゃん訪問」では、保健師など専門の職員が自宅へ訪問し、赤ちゃんの身体測定をしたり、子育ての悩みなどを相談する事ができます。
保育園から高校まで教育施設が整っているため、島で成人になるまで暮らすことができます。
小さな離島のため環境により遊ぶ場所や学習経験などに制限されることが多々あります。
東京都三宅村のお買い物はどう?
新鮮な食材を扱うスーパーから商店まで揃っており、日用品には困らない街『三宅村』
島内には、小型のスーパーや商店、お土産屋さんなどが点在しており、食料品や日用品などをひととおり揃える事ができます。
『スーパーtsuchiya』は島の西側、阿古地区にある商店で、お弁当やお惣菜のほか、生活用品も取り扱っている便利な店舗です。
同じく阿古地区にある『いきいきお魚センター』では、真空パックされた島のお魚が手に入ります。そのほかにも、明日葉などの野菜や島にんにくなど、お土産品も購入する事ができます。
地元ならではの食材やお惣菜が手に入るスーパーがあります。
本土からの輸送費などがかかるため全体的に物価が高めです。
東京都三宅村の仕事・求人はどう?
島の環境活かした漁業や農業、観光業などが盛んな街『三宅村』
三宅村の平均年収は330万円です。
島の主力産業は、観光業をはじめ漁業や農業が挙げられます。
上記のような求人は一定数ありますが、首都圏などと比べると、全体的に数は少なく年収は低い傾向にあります。
観光業や農業、漁業などの求人が比較的多いです。
都心に比べ求人数や年収は少ない傾向にあります。
東京都三宅村の独自の助成・補助金制度
東京都三宅村の独自の住宅助成・住宅補助金制度
三宅村空き家活用対策事業 |
東京都三宅村の独自の子育て支援制度
子育て応援手当 出産に係る交通費及び宿泊費の助成 |
東京都三宅村の独自の進学及び学費助成・補助金制度
就学援助 三宅村奨学資金貸付 |