東京都八丈町
東京都八丈町で暮らす
東京都八丈町の住みやすさをまとめました
目次
東京都八丈町はどんなところ?
美しい自然の景観が特徴で、観光やダイビングやハイキング愛好者に人気の街『八丈町』
東京から286kmの位置にあり、面積は約72.24平方kmです。
人口は約6,988人、世帯数は4,198世帯です。(2023年9月時点)
伊豆諸島のひとつであり、富士火山帯に属する火山島で、ひょうたんのような形の島内では南東部に三原山、北西部に八丈富士があります。
島内は八丈島と八丈小島2つの島から成り立っています。八丈小島は八丈島から北西に7.5kmの位置にあり、島の中央に大平山のある火山島ですが、昭和44年に全員離島し、現在は無人島となっています。
集落は5つあり、三原山周辺にある「樫立(かしたて)」・「中之郷(なかのごう)」・「末吉(すえよし)」と、島の中心部である「大賀郷(おおかごう)」・「三根(みつね)」から成り立っています。
平均気温は18.0℃となっており、黒潮団粒の影響を受け高温多雨で雨が多いという特徴があります。
名前の由来は、平安時代から記録が残り、島の特産物である絹織物「黄八丈」の長さの単位が元になったとされています。
江戸時代には、罪人を流す流刑地として、多くの武将や罪人が流され、この島で過ごしたとされる記録があります。
太平洋戦争の際には、小笠原諸島が滑落した際の次なる本土の防衛拠点として約2万人の日本軍兵士が駐留していました。当時島の生活が一変したのは言うまでもなく、6千人以上の島民が本土に疎開したとされています。
1960年代頃から、透きとおる海と南国のような木々が立ち並ぶ街並みから日本のハワイと呼ばれ観光業が盛んになり、日本のハワイとも呼ばれ多くの観光客が訪れる人気観光地となりました。
島内にある『八丈植物公園』は、無料で楽しめるスポットで、南国ムード漂う園内と鹿に似た動物「キョン」が見られる事で有名です。園内は広大な敷地の中に8つのゾーンがあり、子どもが遊べる遊具広場や、参加型のイベントなども開催しており、観光客にとても人気のある施設となっています。
東京都八丈町のPR動画
Hachijoココドコ?
すてきな すてきな 島ぐらし
温泉大使 原田龍二さんと行く八丈島温泉郷
東京都八丈町の交通事情はどう?
本土へのアクセスは飛行機やフェリーが必要となる街『八丈町』
本土から八丈島までは、船と飛行機が利用できます。
船では、竹芝桟橋から八丈島・底土港または八重根港まで、約10時間20分でアクセスできます。
飛行機では、羽田空港から八丈島空港まで、飛行機で約55分でアクセスできます。
八丈島内には、島を周遊できる八丈一周道路としての都道215号線があり、生活道路としても観光用としても多くの人に利用されています。
他にも都道216号線や街中を走る道路がいくつもあり、車や自転車があれば非常に便利です。
また、八丈島内には『八丈町営バス』が走っているので、車のないお年寄りや子供にも便利な移動手段として愛されています。
渋滞がないため車での混雑などのストレスはありません。お年寄りも子どもも便利な公共のバスが走っています。
本土までフェリーや飛行機を利用する必要があります。
東京都八丈町の家賃・住宅・土地相場はどう?
島の中央を中心とし、様々バラエティ豊かな住宅が存在する街『八丈町』
八丈町の賃貸相場は1LDK〜2LDKであれば、4〜8万円程度です。物件数もそれなりにあるため、八丈町の地元の不動産であればすぐみつかるでしょう。
土地の平均坪単価は約5万円/坪程度となっています。
新築物件を探すのは難しいですが、土地や中古物件が多々出ますので、多くを求めない限り家探しは難しくないでしょう。
自然豊かで広々とした中古物件が豊富で、島暮らしに憧れている方にはオススメです。
築古物件が多いため、中古物件の場合はリフォームの必要性が出てきます。
東京都八丈町の子育て・教育はどう?
保育施設から高校まで教育期間が充実し、豊かな自然環境の中で子育てができる街『八丈町』
八丈町内には、保育園が4園、小学校が4校、中学校が3校、高校が1校あります。
小児医療費助成は、通院・入院ともに18歳以下(18歳到達後の3月31日)までの子どもを対象としており、全額補助の対象としています。(一部対象外あり)
児童手当として、3歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。(一部所得制限あり)
八丈町独自の支援制度も充実しています。
妊娠がわかったら受けられるサービスとして「両親学級」を開催しています。安心して出産や子育てができるよう、助産師や保健師など専門の講師が様々な講座を開きレクチャーしてくれる支援制度です。
出産後は「新生児訪問」を実施しています。
保健師さんが自宅へ出向き、赤ちゃんの体重測定をしてくれたり、出産後のママの様子を見てくれたりするサービスで、子育ての情報なども提供してくれます。
その他にも、子どもの健康相談ができる場や、離乳食の調理方法をレクチャーする場などを提供しています。
「子ども家庭支援センター」では、未就学児を対象に親子で遊べる場の提供や、イベントなどを開催しています。
「一時預かり事業」では、保護者の通院や冠婚葬祭などで子どもを一時的に預けたい場合に、町内の保育園などで比較的低価格で預かってもらえるサービスです。
また、小学生を対象とした預かり事業も充実しています。
「がじゅまる広場」では、地域住民と子どもたちがスポーツや文化活動などを通して交流できる制度で、町内の小学校などを利用して放課後に実施しています。
「とびっこクラブ」では、保護者が就労などにより、放課後家庭で保育する事ができない場合に、町内の小学校などで児童を預かり、安全に遊べたり学習できる場を提供する制度です。
保育園から高校まで教育施設が整っているため、島で成人になるまで暮らすことができます。
離島環境により遊ぶ場所や学習経験などに制限されることが多々あります。
東京都八丈町のお買い物はどう?
特産品から日用品まで揃える商店が複数ある街『八丈町』
島内には、大型のショッピング施設などはありませんが、島の中心街である大賀郷や三根を中心に個人商店やお土産屋さんなどが比較的多く見られ、食料品や日用雑貨をはじめ、島の特産品なども手に入れられる環境です。
『あさぬま大賀郷店』は島内でも商品が豊富に揃ったスーパーで、八丈町に住まわれる人にはなくてはならない商店です。
また、八丈町には『Cando八丈大賀郷店』もあり生活必需品も安く手にいれることができます。
スーパーや100円ショップまで揃っているため、食材・日用品に困ることがありません。
閉店時間が早いお店が多いため、特に観光客などは時間に注意しながらお買い物をする必要がありそうです。
東京都八丈町の仕事・求人はどう?
観光業から農業・漁業・水産業など多様な職業がある街『八丈町』
市の平均年収は330万円です。
島の主力産業は、観光業をはじめ漁業や農業が挙げられます。
上記のような求人は一定数ありますが、首都圏などと比べると、全体的に数は少なく年収は低い傾向にあります。
観光業や農業、漁業などの求人が比較的多いです。
都心に比べ求人数や年収は少ない傾向にあります。
東京都八丈町の独自の助成・補助金制度
東京都八丈町の独自の住宅助成・住宅補助金制度
八丈町定住支援金 介護保険住宅改修費支給 |
東京都八丈町の独自の子育て支援制度
八丈町出産祝金 |
東京都八丈町の独自の進学及び学費助成・補助金制度
八丈町奨学資金 |