東京都文京区
東京都文京区で暮らす
東京都文京区の住みやすさをまとめました
目次
東京都文京区はどんなところ?
東京ドームや東京大学があり文化が行き届いた住みやすい街『文京区』
東京23区の中央からやや北西部の位置にあり、面積は約11.29平方kmです。
北側は北区、東側は荒川区と台東区、南側は千代田区、西側は豊島区と新宿区と隣接しています。
人口は約22.9万人、世帯数は約12.6万世帯です。(2023年1月時点)
文京区内は、江戸川や千川などにつくられた低地の部分と、台地にかこまれたいくつかの谷から成り立つ起伏に富んだ地形で坂の多い地域です。
文京区は、昭和22年に旧小石川区と旧本郷区の二つが合併して誕生しました。
「文京」という名称は「学問の府」という区の特徴や性格から名づけられました。
「ふみ(分)のみやこ(京)」という文字の通り、明治時代には東京大学をはじめとする多くの学校がつくられ、森鴎外や夏目漱石、宮沢賢治など歴代の文豪たちが活動の拠点とした場所としても知られています。
また、文京区内には『根津神社』や『護国寺』をはじめ由緒ある神社や建造物が数多く残っています。
江戸時代に作られた日本庭園である『小石川後楽園』や『六義園』なども区内にあり、都会にいながら、文化財や自然を楽しむ事のできる街です。
また、読売巨人軍の本拠地として有名な東京ドームをはじめ、遊園地やホテル、スパなどを合わせた複合施設『東京ドームシティ』が文京区の観光スポットとして人気です。
代表的なイベントは、梅まつり・さくらまつり・つつじまつり・あじさいまつり・菊まつりからなる『文京花の五大まつり』です。四季折々の自然と花々を楽しめるおまつりで、観光協会と商店街など地域ぐるみで開催され、商店街の振興にも生かされています。
東京都文京区のPR動画
文京区~つながりが見つかるまち~
ようこそ 文の京へ
東京都文京区の交通事情はどう?
文京区内を通る路線は6路線で、駅は14駅です。
後楽園駅 | 東京メトロ丸ノ内線(池袋-荻窪)・東京メトロ南北線 |
千駄木駅 | 東京メトロ千代田線 |
本郷三丁目駅 | 東京メトロ丸ノ内線(池袋-荻窪)・都営大江戸線 |
江戸川橋駅 | 東京メトロ有楽町線 |
茗荷谷駅 | 東京メトロ丸ノ内線(池袋-荻窪) |
春日駅 | 都営三田線・都営大江戸線 |
湯島駅 | 東京メトロ千代田線 |
本駒込駅 | 東京メトロ南北線 |
東大前駅 | 東京メトロ南北線 |
千石駅 | 都営三田線 |
白山駅 | 都営三田線 |
根津駅 | 東京メトロ千代田線 |
護国寺駅 | 東京メトロ有楽町線 |
新大塚駅 | 東京メトロ丸ノ内線(池袋-荻窪) |
文京区内はそのほとんどが山手線の内側にありながら、JRの駅がひとつも存在しません。
しかし近隣の区には、主要駅である御茶ノ水駅や後楽園駅、水道橋駅などがあり、徒歩圏内であるため不便は感じません。
文京区内には都営バスが運行しています。また、コミュニティバスである『Bーぐる』も区内の主要スポットを運行しており、区民の重要な移動手段となっています。
文京区内にある高速道路の出入口は、首都高速5号池袋線の早稲田ICと護国寺ICの2か所です。
文京区南西を横切り、池袋方面から目白台に護国寺出入口、新宿区と接して早稲田出口があります。
主要道路は、御茶ノ水付近から区中央を本郷通り、旧白山通り、白山通りとして横断し巣鴨方面へ抜け、新潟市まで至る国道17号や、本郷3丁目交差点を池袋・川越方面に抜け、群馬県を経由して長野県まで至る国道254号などがあります。
電車は複数路線が通っていてどこへ行くにも便利です。
車は道路の道幅が狭い場所が多く、駐車料金も高いです。
東京都文京区の家賃・住宅・土地相場はどう?
古くからの街並みが広がる閑静な住宅街の街『文京区』
不動産情報サイトの情報によると、区内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1Kで10.8万円程度、2LDKで23.4万円程度です。
土地の平均坪単価は約451万円/坪程度となっています。
新築マンションの平均価格は8,742万円、平均面積は60.54㎡、平均坪単価は477.4万円/坪です。(2018年~2022年時点)
東京都文京区の子育て・教育はどう?
東京大学など学術施設の多い街『文京区』
文京区内には、保育園が47園、幼稚園が27園、小学校が24校、中学校が28校、高校が26校、短大・大学が29校、専門学校が11校あります。
『子ども医療費助成』は、通院・入院ともに18歳以下(18歳到達後の3月31日)までの子どもを対象としており、全額補助の対象としています。(一部対象外あり)
児童手当として、3歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。(一部所得制限あり)
文京区独自の支援も充実しています。
『ネウボラ事業』では、妊娠から出産、子育て期にわたる切れ目ない支援によって、より身近な場で妊産婦の方とその家族を支える仕組みをつくる事業です。
具体的には保健士など子育てのプロが母子保健コーディネーターとなり、妊娠中の不安や産後の子育ての相談ができたり、育児に関する講座やデモに参加できる制度です。また交流事業として、保護者同士の交流の場の提供や、様々な教室も企画しており、子育てに関するサポート事業として支えてくれる制度となっています。
『ファーストバースデーサポート事業』では、区内在住で1歳を迎えるお子さんがいるご家庭がアンケートに回答すると、育児パッケージを進呈する制度です。内容は、第1子で1万円、第2子で2万円、第3子以降で3万円のこども商品券となっています。また、子育て支援の情報提供、ご家庭の状況把握や相談支援も同時に行っています。
文京区は、名前の由来通り教育機関が多く、有名な幼稚園や学校が数多くあります。
特に大学については名門校が多数あり、中学・高校から付属学校があるため、その学校目当てに転入してくるケースも珍しくありません。
質の高い教育環境を求める世帯にはオススメのエリアです。
国立や私立など質の高い教育機関が多数あり選択肢が広がります。
中学から私立に行く世帯が多く、塾代なども含め教育費がかさみます。
東京都文京区のお買い物はどう?
スーパーマーケットなども多く生活密着のショップが多い街『文京区』
文京区内には、大型のショッピングモールなどはないものの、昔ながらの商店街やスーパーが複数あるため、日用品の購入には困りません。
『まいばすけっと』は区内に26か所ある都市型小型食品スーパーで、早朝から深夜まで営業している店舗が多く、価格もお手頃で地元民から愛されるお店として定着しています。
また『ダイエー小石川店』や 『スーパーマーケットリコス』のように24時間営業のスーパーもあり、時間を気にせずお買い物ができます。
春田駅近くには高級食材を扱うスーパー『クイーンズ伊勢丹小石川店』もあり、用途によって購入場所を選べるのも嬉しいポイントです。
『LaQua(ラクーア)』は、東京ドームシティ内にある施設で、ファッションや飲食店、ドラッグストアやスパなどが入る施設です。併設する遊園地やスポーツ施設で遊んだ後も、気軽に立ち寄れる複合施設です。
『メトロ・エム 後楽園』は後楽園駅直結の駅ビルで、飲食店やドラックストアなどが入る複合ビルです。
『文京グリーンコート』は千石駅近くにあり、オフィスビルやマンション、商業ビルやフィットネス施設などからなる複合施設で、飲食店や書籍店などが出店しています。
夜遅くまでやっているスーパーが多く、会社帰りに立ち寄れて便利です。
全体的に物価は高めです。大型の安いスーパーは少なく、ショッピングモールなどはほとんどありません。
東京都文京区の仕事・求人はどう?
出版関連から医療関連まで幅広い企業の集まる街『文京区』
文京区の平均年収は624万円です。
文京区内には出版社が多く、特に音羽から江戸川橋エリアは大手印刷会社から中小の印刷・製本関連の事業所まで数多くの企業が軒を連ねています。
本郷、湯島エリアは、大学病院など医療機関が集積していることから、医療機器産業や製薬産業が発展しておりメディカルタウンとして有名です。近年では大学発ベンチャー企業なども増えてきているエリアです。
東京都文京区の独自の助成・補助金制度
東京都文京区の独自の住宅助成・住宅補助金制度
高齢者等住宅修築資金助成 |
あんしん居住制度助成 |
すみかえサポート事業 |
移転費用等助成 |
東京都文京区独自の子育て支援制度
子ども医療費助成 高校生等医療費助成 |
東京都文京区の独自の進学及び学費助成・補助金制度
就学援助 小学校新入学用品費の支給 文京区立小・中学校給食費代替補助事業 |