東京都足立区
東京都足立区で暮らす
東京都足立区の住みやすさをまとめました
目次
東京都足立区はどんなところ?
埼玉県と隣接し下町感溢れる街『足立区』
東京23区の北東部にあり、面積は約53.25平方kmです。
北側は埼玉県八潮市・草加市・川口市、東側は葛飾区、南側は荒川区、西側は北区と隣接しています。
人口は約68.9万人、世帯数は約36.5万世帯です。(2023年3月時点)
足立区の地形は高地がほとんどなく、平坦で荒川や中川をはじめとする四方を河川に囲まれた地域という特色があります。
区名の由来は大化の改新後に制定された「武蔵国足立郡」の地名に由来しているという説や、あたりに葦がたくさん生えていたため「葦立ち」と言われていたのが「足立」と呼ばれるようになった説などがあります。
千住地区は江戸時代、日光街道と奥州街道の宿場町「千住宿」があり、行き交う人々で賑わっていたとされています。
明治時代に入ると、隅田川沿いを中心に工場ができはじめ、工業地帯が徐々に広がっていきました。
関東大震災後には都心から移住者が増え人口が増加していきました。
現在の足立区は、日本有数のターミナル駅である「北千住駅」を中心に繁華街が広がっており、都心から適度な距離でありながら豊かな自然に恵まれ、下町情緒が残るエリアも多数存在する地域となっています。
寺社仏閣が多数ある事でも有名で、足立区のシンボルとも言える「西新井大師」は、川崎大師などと共に「関東三大師」のひとつに数えられ、毎年初詣の参拝客で賑わうスポットです。
毎年約70万人が見物に訪れる「足立の花火」は、7月に荒川河川敷で開催される一大イベントで、わずか1時間で約13,000発が打ちあがる迫力満点の花火は圧巻です。
東京都足立区のPR動画
足立区制90周年記念 広報番組「琳派の花園 あだち」
東京都足立区の交通事情はどう?
埼玉東部・千葉方面へのアクセスがしやすい街『足立区』
足立区内を通る路線は9路線で、駅は24駅です。
北千住駅 | JR常磐線(上野-仙台)・JR常磐線(北千住-取手)・東京メトロ日比谷線・東京メトロ千代田線・東武伊勢崎線・つくばエクスプレス |
西新井駅 | 東武伊勢崎線・東武大師線 |
谷在家駅 | 都営日暮里・舎人ライナー |
綾瀬駅 | JR常磐線(北千住-取手)・東京メトロ千代田線 |
竹ノ塚駅 | 東武伊勢崎線 |
見沼代親水公園駅 | 都営日暮里・舎人ライナー |
五反野駅 | 東武伊勢崎線 |
西新井大師西駅 | 都営日暮里・舎人ライナー |
大師前駅 | 東武大師大師線 |
江北駅 | 都営日暮里・舎人ライナー |
舎人駅 | 都営日暮里・舎人ライナー |
舎人公園駅 | 都営日暮里・舎人ライナー |
高野駅 | 都営日暮里・舎人ライナー |
小菅駅 | 東武伊勢崎線 |
梅島駅 | 東武伊勢崎線 |
京成関屋駅 | 京成本線 |
牛田駅 | 東武伊勢崎線 |
六町駅 | つくばエクスプレス |
足立小台駅 | 都営日暮里・舎人ライナー |
千住大橋駅 | 京成本線 |
扇大橋駅 | 都営日暮里・舎人ライナー |
青井駅 | つくばエクスプレス |
北綾瀬駅 | 東京メトロ千代田線 |
堀切駅 | 東武伊勢崎線 |
路線バスは、都営バス・東武バスセントラル・国際興業バス・京成バスが運行しています。
また、コミュニティバス「はるかぜ」も運行しており、比較的低価格で区内の主要施設にアクセスできます。
区内からアクセスできる高速道路は3線あります。出入口は6ヶ所です。
首都高速中央環状線 | 千住新橋出入口・扇大橋出入口 |
首都高速6号三郷線 | 加平出入口 |
首都高速川口線 | 加賀出入口・足立入谷出入口・鹿浜橋出入口 |
区内を通る道路は、東京都中央区から栃木県宇都宮市、福島県福島市、宮城県仙台市、岩手県盛岡市を経て、青森県青森市まで通る国道4号が利用できます。
複数の鉄道路線が通っているため、都心部や他の地域へのアクセスが比較的スムーズにできます。
車の渋滞が発生するエリアが多数あります
東京都足立区の家賃・住宅・土地相場はどう?
23区内でも相場が安めの街『足立区』
不動産情報サイトの情報によると、区内にある家賃相場は新築マンションで駅から徒歩10分以内の場合、1Kで7.6万円程度、2DKで12.4万円程度です。
土地の平均坪単価は約144万円/坪程度となっています。
新築マンションの平均価格は4,756万円、平均面積は60.8㎡、平均坪単価は258.6万円/坪です。(2018年~2022年時点)
足立区は東京都内でも比較的住宅価格が安い地域の一つです。ただし、最近は需要の高まりにより価格が上昇しています。
中古マンションや一戸建ての平均価格は、一般的には東京都内の平均価格よりも安く、都心部よりもさらに安い傾向があります。
生活環境としては、商業施設や公園、スポーツ施設などがあり、生活に必要な施設が整っており、日悪的治安も良く、住みやすい環境となっています。
東京都内に比べると、家賃や物件価格が比較的安い傾向があります。
一部地域には治安の悪い地域もあり、夜間の外出には注意が必要です。また交通量が多く、工場や高速道路などが近くにある地域があり、騒音や空気の汚染が問題になる場合があります。
東京都足立区の子育て・教育はどう?
保育園も多く、共働き世帯も住みやすい環境の街『足立区』
区内には、保育園が117園、幼稚園が56園、小学校が70校、中学校が36校、高校が11校、短大・大学が6校、専門学校が4校あります。
『子ども医療費助成制度』は、通院・入院ともに18歳以下(18歳到達後の3月31日)までの子どもを対象としており、全額補助の対象としています。(一部対象外あり)
児童手当として、3歳未満15,000円・3歳以上小学校就学前までの第1子、第2子10,000円、第3子以降15,000円・中学生10,000円が支給されます。(一部所得制限あり)
区独自の子育て支援も充実しています。
区内には保育コンシェルジュと呼ばれる相談員を設置しており、保育施設の案内や預け先の提案など、子育て全般に関する相談をする事ができます。
また、急な用事や家庭の事情などで乳幼児を預けたい場合「ベビーシッター利用支援」や「ショートステイ」「一時保育」など利用できる支援が多数あります。
小学生を対象とした「学童保育」も充実しており、保護者の就労などで放課後孤立しがちな子どもを預ける事ができます。
足立区には、現在大学が6ヶ所ありますが、いずれも平成以降開校したものであり、大学の誘致を通じて、街の活性化に結びつける姿勢がうかがえ、今後も教育機関の増加に期待できる地域と言えそうです。
教育機関や学習支援施設が比較的多いです。また、保育園やこども園なども多く、近隣に比べると待機児童も少ない傾向にあります。
一部地域の小学校では、学級数が多いため、子ども一人ひとりに十分な教育を受けさせることが難しい場合があります。
東京都足立区のお買い物はどう?
ショッピングモールからスーパーマーケットまで多くのお店が集まる街『足立区』
足立区は大型ショッピングモールや昔ながらの商店街などがあり、多様なショッピングスポットが存在する街です。
北千住駅周辺は駅ビルであるルミネ北千住をはじめ、衣料品などが揃う北千住マルイなど駅周辺にお店が集結しており、お買い物に便利なエリアとなっています。
また、足立区には多くの商店街もあります。代表的なものとしては、南千住駅周辺のジョイフル三の輪商店街や、北千住駅周辺の宿場町通り商店街があります。これらの商店街では、食品、衣料品、日用品などが手頃な価格で購入できます。
区内には、ライフやベルクス、イトーヨーカドーをはじめ、約70店舗のスーパーがあります。
大型ショッピングモールから商店街まで、多種多様な買い物スポットがあります。
週末や休日などは、商業施設が混雑することがあります。また一部の地域には商業施設が少なく不便な場合があります。
東京都足立区の仕事・求人はどう?
製造業から事務職まで多種の職業が集まる街『足立区』
区の平均年収は357万円です。
区内には、製造業、建設業、小売業、医療・福祉などの業種が多くあります。また、東京都心に近いため、オフィスワークやサービス業なども盛んです。
足立区は東京都内でも人口が多いため、求人数も比較的多いです。
製造業や建設業の求人が多く、特に技術者や技能者を求める求人が多い傾向にあります。また、医療・福祉業界でも求人が多いです。一方で、オフィスワークやサービス業の求人数は多い地域と比べるとやや少なめです。
東京都内でも人口が多く、多様な業種が存在するため、求人数も多い傾向にあります。
求人数が多い反面、応募者も多いため、競争率が高くなってしまうことがあります。
東京都足立区の独自の助成・補助金制度
東京都足立区の独自の住宅助成・住宅補助金制度
省エネリフォーム補助金 木造住宅・建築物への耐震助成 非木造住宅・建築物の耐震化に助成 足立区住宅改良助成制度 太陽光発電システム設置費補助金 蓄電池設置費補助金 家庭用燃料電池システム(エネファーム)設置費補助金 省エネ機器等および気候変動適応対策補助制度 |
東京都足立区独自の子育て支援制度
あだち出産・子育て応援事業 スマイルママ面接 病児保育(在宅型)利用料金の助成 あだちはじめてえほん事業 |
東京都足立区の独自の進学及び学費助成・補助金制度
就学援助・就学奨励 多子世帯への学校給食費補助 就学援助(小学校入学準備金) 足立区給付型奨学金 |